日本大学文理学部化学科/大学院総合基礎科学研究科相関理化学専攻
有機合成化学 早川研究室/Synthetic Organic Chemistry: The Hayakawa Group

有機合成化学を駆使して,有用な生物活性を示す天然物の全合成研究と全合成を起点とした生体機能分子の設計に関する研究を行っています.

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News

2024.11.6

当研究室で発表した一重項酸素を用いたフェノールの脱芳香族化反応と続く環化反応による新規ヒドロインドール骨格の構築法の論文(J. Org. Chem2024, 89, 8931)が,Prof. Douglass F. Taberが運営するOrganic Chemistry Portalで紹介されました!

2024.10.9

第53回複素環化学討論会で堤先生が口頭発表を行いました.

2024.9.4

第66回天然有機化合物討論会でD1の蓮見君がポスター発表を行いました.

2024.8.6

前期の中間発表を行いました(写真へ

2024.7.5

Publicationsを更新しました(原著論文追加).
効率的な一重項酸素の発生法を開発しました.一重項酸素は,TPPを増感剤に用い,水銀ランプや高圧ナトリウムランプ照射下,酸素をバブリングして発生させるのが一般的です.今回,光源を青色LED(アマゾンで購入した安価な熱帯魚観賞用)に変更しただけですが,酸素をバブリングする必要はなく,酸素風船で十分に一重項酸素が発生できることを見出しました.驚くべきことにこの条件を用いれば,空気中でも効率よく一重項酸素が発生します.この方法を,天然物合成で頻繁に用いられる原料の合成に応用し,Synthesis誌に発表しました.地味な反応ですが,近年,水銀ランプと高圧ナトリウムランプは入手できなくなったこと,天然物合成に用いる原料をグラムスケールで簡便に調製できることから,有用な反応条件を見いだせたと自負しています.D1の蓮見君,卒業生の志鎌君の成果です.

2024.6.1

Publicationsを更新しました(原著論文追加).
一重項酸素を用いたフェノールの脱芳香族化反応と続く環化反応による新規ヒドロインドール骨格の構築法を確立しました.さらに本手法を用いて、トウサインチンCの全合成を達成し,The Journal of Organic Chemistry誌に発表しました.卒業生の山上君が見出し,堤先生が最適化してくれた成果です.
早川研完全オリジナル論文第1号です!

2024.5.31

名古屋大学大学院生命農学研究科の西川俊夫先生にお越しいただき,講演会を開催しました(写真へ

2024.5.17

筑波大学の大好孝幸先生にお越しいただいて講演会を開催しました(写真へ

2024.5.11

研究室の集合写真をアップしました(写真へ

2024.5.11

【御案内】講演会情報
早川研主催で2件の講演会を行います.奮ってご参加ください!

2024年5月16日(木)10:10〜11:40 4号館431教室 
筑波大学数理物質系 助教 大好孝幸先生
「統一的全合成を見据えた縮環天然物の合成研究」 
大好先生講演会案内

2024年5月31日(金)14:40〜16:10 3号館3508教室
名古屋大学大学院生命農学研究科 教授 西川俊夫先生
「天然合成の重要性と魅力」 
西川先生講演会案内

2024.5.6

講演情報
有機合成化学協会関東支部シンポジウムー野田シンポジウムーで2件の口頭発表を行います.

2024年5月18日
講演番号C17
モノテルペンアルカロイドSB-203207 の合成研究
(日大院総合基)○蓮見聖人・堤大洋・早川一郎


講演番号C18
ストリキノスアルカロイド合成を指向した新規ピロリジン構築法の開発
(日大院総合基)◯細田忠弘・中原晃・堤大洋・早川一郎

2024.4.17

共同研究者である名古屋大学ITbMの佐藤綾人先生が来訪してくださいました(写真へ).

2024.4.4

4期生のB4 7名を迎えて,2024年度がスタートしました.今年度はD1 2名,M2 5名,M1 2名,B4 7名,スタッフ2名で研究頑張ります(写真へ).

過去のNews

連絡先

早川 一郎
(はやかわ いちろう)
日本大学文理学部化学科 
(大学院総合基礎科学研究科相関理化学専攻)

〒156-8550 
東京都世田谷区桜上水3-25-40 
TEL: 03-5317-9363
FAX: 03-5317-9433
(化学事務室)
E-mail: hayakawa.ichiro■nihon-u.ac.jp ■=@

研究室へのアクセス
早川研は本館7F 07050室(化学702室)にあります.